各国、観光客に対する規制緩和が行われ、徐々に海外旅行に行けるようになりましたね。
日本人にとっても人気の観光地である『バリ島』も入国要件をクリアすれば隔離なしで入国できるようになり、これから本格的に海外旅行を楽しめるようになりそうです。
リゾート目的の旅行を検討する際に、真っ先に『ハワイ』などが候補地となりますが、ニュースでも話題になってる通り、円安と物価上昇の影響で4人家族の旅行代金が総額250万円もかかったとゆう衝撃的な状況からして、今やハワイをはじめとする欧米への旅行は高嶺の花となってきております。
そこで、今回ご紹介するのは、ハワイの10分の1の価格で行くことができ、リゾート感、食事のおいしさ、美しい山海森に囲まれて、さらにハワイに負けないくらい見どころ満載のインドネシアの楽園バリ島の紹介と、バリ島を100倍楽しめる裏技をお教えしていきたいと思います。先に結論から申し上げます。
それは『レンタルバイクでの移動』です。
では早速順番に見ていきましょう。
・基本情報
・両替方法と物価
・エリア紹介
・移動方法
バリ島はインドネシア共和国に属する島で
面積:5561平方キロメートル(東京都の約2.5倍)
人口:約430万人
日本からの距離:直線距離で約5570km(関西国際空港から約8時間)
時差:1時間遅れ
気候:雨季(10月〜3月) 乾季(4月〜9月)
平均気温は27〜28度と一年通して気温は安定しておりますが、雨季には1日中雨が降ることも珍しくありませんし、スコールのような激しい雨となり道路が冠水したりと、観光には適したシーズンではありません。旅行に行く際には乾季に行くのがオススメです。
言語:バリ語
インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、島ごとに言葉が違うと言われるくらい多くの言語があり、バリ島はバリ語を使用しています。英語は小学校からの教育にも取り入れられているので英語を話す人も沢山いますので、観光するには英語で問題ありません。日本語に関しては一部のホテルや現地オプショナルツアーの会社で使用できるところはありますが、日本語を希望する場合は事前に調べていくことをオススメします。
治安:バリ島の治安は比較的に良いとされています。バリに住んでいる方は性格が温厚で親切な方が多いです。しかし、逆に観光地であることから、観光客を狙った犯罪もあるのは確かです。スリ、置き引き、ドラッグ、詐欺等が実際に行われています。個人的にレギャンストリートはその中でも少し危険地域だと感じました。この地域はナイトクラブやBARが集まっているエリアで、バリ島で夜遊びするならこの地域となりますが、このストリートを歩くと引っ切りなしに声をかけられます。執拗には勧誘してきませんし、はっきりと断れば問題ありませんが、行かれる際には気をつけないと行けないエリアです。
Simカード:7日間 無制限で2500円程度
今回は、空港内で購入したので少し割高になっていますが、街中などローカルの場所で購入する場合や、プランによっては500円程度から購入可能です。開通作業に関して不安な方は現地の購入した場所のスタッフさんが行ってくれますので安心してください。
両替方法
両替レート:10000円=100万518ルピア(2022年10月9日現在)
インドネシアルピアは単位が大きく、慣れるまでは計算が難しいですが、ルピアを100分の1にすれば大体日本の金額に置き換えることができます。他には50万ルピア札がバリ島でよく使われるよう個人的な感覚では思っていますので、50万ルピア札を500円と覚えておくのもいいかも知れません。
両替場所については、空港よりも街中の両替所の方がレートはいいです。
空港:10000円=約98万ルピア 街中=10000円=103万ルピア
上記のように、空港より街中の両替場の方がレートはいいです。空港で最低限を両替して、その後必要に応じて少額ずつ街中で両替するのがオススメです。
特に街中の両替場では、両替した際にすぐ店内で金額相違がないか確認しましょう。定員さんが目の前で数えてくれますが、中には数え終わってお客様の手元に渡す瞬間にマジックのようにお札を抜くところもあるそうです。それが、あまりに神業で気づかないことが多いようで、必ず注意しましょう。
他にも、クレジットカードの利用ができる場所も多いのですが、アメリカンエクスプレスのカードは利用できる場所が比較的少ないので、必ずVisa Masterのカードを準備しておくことが重要です。
物価
バリ島の物価に関しては、日本と比較すると非常に割安です。商品別で比較していきましょう。
お水は600mlで約38円。
インスタントラーメン約30円
コーラは約53円
コーヒー代は約280円(ANOMORI COFFEEのホットアメリカーノ)
地域や商品によって変更となりますが、約500円程度。
Bintang Beer 350ml 約240円
ナシゴレンとサテ 約500円。 お店はローカルと観光の中間くらいのお店。
ローカルなお店だと200円程度、観光向けなら500円から1000円程度が相場となります。
バリ島は観光地としてある程度完成されている場所だと思います。ローカル向けのカフェやレストランに行けば日本の3分の1程度の金額で生活できますし、観光客向けのお店に行けばにほんと同等もしくはそれ以上の価格帯となっており、状況に応じて両方楽しむことができるのもバリ島の魅力です。
クタ・レギャンエリア
空港から北に約20分。バリ島で一番の繁華街となるクタエリア。
大きなショッピングモールの『DFSギャラリー』や『Central kuta Beach』、高級ホテルがビーチ沿いに立ち並び、サーフィンのメッカとしても有名で、波が比較的に低く初心者の方にもオススメのサーフィンスポットでもあります。
夕方には美しいサンセット、夜になるとレギャンストリートでナイトクラブやBARなどで朝まで盛り上がることができます。
さらに、この地域には安いホテルも多く、お得に泊まれることもできますし、なんでも揃うエリアとなりますので、バリ島にこられて最初の1泊はクタエリアに泊まるのもオススメです。
オススメスポット
クタエリアのビーチ沿いに位置する『アズール ビーチ クラブ』です。カフェの中にプールが併設されており、コーヒーやお酒を飲みながらプールにも入れるとゆう最高の施設です。もちろん食事も楽しめますし、夕方にはサンセットも見ることができます。内装バリらしい内装でインスタ映えすること間違いです。
こちらのホテルに宿泊したましたが、1泊3000円程度で安かったですし、清潔でスタッフの方も親切でいいホテルでした。参考にしてみてください。
チャングー
クタエリアよりさらに海沿いを北に向かって車で20分ほどで到着するのが、チャングーエリアです。
おしゃれなカフェやショップの急増で、今最もホットなスポットとして話題のチャングー。元々はサーフィンの穴場として、欧米のサーファー達が集う場所だったのですが、あまりの楽園ぶりに欧米のオーナー達がおしゃれで美味しいカフェを出し始めたことをきっかけに、どんどんと店舗が増え、今やチャングーの北のエリアまで拡大しています。今でもサーファーの楽園で、チャングーを歩けばほとんどが欧米人で、サーフボート片手に水着で街を歩いてるような『海外に来た』とゆう気持ちにさせてくれる楽園のような場所です。カフェ巡りやおしゃれな雑貨を購入するには最適の場所です。バリ島に来たなら一度は訪れてほしい場所です。
オススメスポット
やはりチャングーエリアで欠かせないのがカフェ巡り。1日や2日で回れないぐらいオシャレなお店が沢山あります。その中でもオススメのお店は、『Deus Ex Machina Temple of Enthusiasm』です。
こちらのカフェはオーストラリア発のアパレルブランド『Deus Ex Machina』が経営するカフェです、カフェの中には大きな中庭が2つ、アパレルショップと理容室が併設されており、贅沢な空間使いとどこも見てもいちいちオシャレすぎるカフェです。チャングーの真ん中エリアにあり、ビーチで遊んだ後や、買い物の休憩にも丁度いいロケーションにあります。
次に紹介するのは『LOVE ANCHOR』とゆう雑貨屋さんです。先程紹介したDeusカフェの前にあり、お店の中には店舗が10店舗程度入っており、おしゃれなハンドメイド雑貨や伝統的なバリのお土産が購入できます。実際に購入しなくても店内に使用されてるインテリアが可愛いのばかりで見てるだけでも非常に楽しい空間になっています。また、バリでの買い物の際には値段交渉も一つの醍醐味だと思いますので、英語での金額交渉も楽しんでみてください。
チャングーエリアは本当に紹介しきれないほど、見どころが満載です。少し北に行けば、観光地で有名なタナロット寺院もありますし、クタエリアよりホテルは少し割高になりますが、ゆったりとしたバカンスを楽しむには最適です。
ウルワツ
空港からクタエリアの逆方向である南に車で20分程度にある『ウルワツ』を紹介します。
バリ島はサーフィンの聖地として知られているとお伝えしていますが、そのバリの中でも一番の波に乗るならウルワツと言われる本当の『サーフィンの聖地』です。初心者の方には波が高くて危険な為あまりオススメはできないと言われました。頻繁にサーフィンの世界大会が行われる場所になります。
クタもチャングーもビーチはあるのですが、白い砂浜に青い海とゆうイメージとは少し違いますが、このウルワツのビーチはバリ島の中でも屈指の透明度だと思います。このエリアは少しゆったりとしていて、大型の高級ビーチリゾートホテルなどもあり、ゆったりした時間を過ごしたい方にオススメの地域です。
オススメスポット
バリ島の南西に位置するウルワツビーチにある洞窟のような場所を通り抜けると、現れるのがこの美しいビーチです。水も透明度が非常に高く、神秘的な景色を楽しめます。
少しウルワツの地域でも南に位置するので、アクセスするのは不便ですが、この景色を見るために行く価値は十分にあると思いますし、横にあるPadang Beachもとても綺麗なビーチで、個人的にバリ島で一番美しいビーチだと思います。
ウルワツエリアの2つ目ののオススメスポットは『Rock Bar』です。
アヤナ リゾート&スパとゆう高級ホテルの中にあるBarで、島から飛び出た円形の岩の上に作られたカウンターが特徴的です。またサンセットの名所としてとても有名な場所で、その美しいサンセットを見る為に世界中から沢山の人が押し寄せています。
ここは宿泊客以外の一般の方のBar利用だけでも入店は可能なのですが、島から突き出てる円形のエリアにはアヤナリゾートの宿泊客しか行くことができません。
それでも、美味しい食事やおしゃれなカクテルを飲みながら、綺麗なサンセットを楽しむことができますし、特別な時間になることは間違いありませんので、一見の価値は充分にあります。
最後にバリ島を100倍楽しむ方法を紹介します。
それはズバリ『レンタルバイク』です。
レンタルバイクをオススメする理由を紹介していきます。
移動コストが大幅に安くなる。
冒頭で記載した通り、バリ島は東京都の2.5倍程度と大きな島な上に、有名どころの観光地それぞれが離れていて、バスや電車等のインフラは整っていません。従って、移動手段はタクシー、バイクタクシー、オプショナルツアーになってきます。全ての移動をタクシーでと行うとコストもかなり嵩みますし、場所が離れている場合、往復での交渉となるのが基本となりますので、多少の英語力も必要となります。
例えば
クタエリアからタナロット寺院までのタクシー代は片道約2000円から3000円程度かかります。(約15km)しかし、レンタルバイクであれば1日保険込みでも1000円未満ですみます。
旅行の自由度が増す。
バイク移動をすることで、ガイドブックやSNSには載っていないスポットや景色を発見することができるかもしれません。その時の感性ですぐにバイクを止めて写真を撮ることも、綺麗な景色を思う存分楽しむことができます。自分だけの地球の歩き方的なのが作れてしまう、『旅の醍醐味』を最大限に楽しむことができます。
さらに、バリ島は交通渋滞が多く、1日に予定していた観光ルートを回りきれないとゆうこともよくあります。いい意味で交通ルールに関してもフリーダムな部分が多いのでバイクであれば、横からすり抜けも容易できてしまいますので、渋滞にはまることもまずありませんので、旅行の貴重な時間も有効に使うことができます。
犬の恐怖から解放される。
バリ島には至る所に犬がいます。飼い犬もいれば野犬も本当に沢山います。日本に住んでいれば特に気にもしないことなのですが、もし野犬に噛まれた場合『狂犬病』にかかる恐れがあり、狂犬病に罹ればワクチンを接種していない場合、24時間以内にワクチンを打たないと死に至る非常に危険な病気なのです。それに、バリ島は夜になると街灯も日本のようにあるわけではありませんので、非常に暗い道が多いですし、犬が遠吠えをすれば近くの犬が集まってきて囲まれるとゆうこともざらにあります。そんな場合でもバイクがあれば襲われることはまずありませんし、暗い道もバイクの光で明るくすることもできるのでより安全です。
これ意外と重要で、僕はバイクを返却した後に、夜食を買いにホテルを出た一歩目で2匹の犬に遭遇し、慌ててホテルに戻って、夜食を買えませんでした。
実際のレンタル方法なのですが、方法は3つあります。
・ホテルで手配してもらう。
・街中にあるレンタル屋さんで借りる。
・オンライン予約する。
オススメはオンラインで予約です。上記2つに関してはどうしても英語が多少必要ですし、返却時も返しに来ないといけないことがほとんどで、柔軟性に欠けるのと、旅行慣れしていないと少し難しいと思います。次にオンライン予約をオススメする理由とオススメ業者を紹介します。
オンライン予約とオススメ業者
オンライン予約をオススメすると言いますか、こちらの『BALI RENTAL BIKE』さんを利用されるのが一番便利だとおもいます。
実際僕も利用させて頂きましたが、日本人の女性とインドネシア人の男性で営んでいらっしゃる業者さんで、レスポンスも早く、本当に人柄のいいお二方でバリのことを沢山教えて頂きました。特にオススメする点は
・日本語対応、LINEでも対応可能。
・レンタル時と返却時は宿泊ホテルまで引き取りに来てくれます。
・レインコートやSIMカードもオプションで用意してくれます。
・レンタルバイクにはUSBとスマホスタンドも完備。
・バイクのメンテナンスが万全。
トラブル時の対処方法であったり、観光情報など、細かなことも教えていただけますし、電話、LINEでも困ったことがあれば対応してくださるので非常に安心してレンタルすることができました。
きっと他にも素晴らしい業者もあるのかもしれませんが、サービスに非常に満足しましたので、バリに来る度に利用させて頂こうと思います。
ちなみに今回、5日間とレインコートで3800円でした。
是非ご参考までに。
非常に重要なことをお伝えいたします。
インドネシアでは日本の国際免許は使用できません。
しかし、免許がなくてもバイクをレンタルすることは可能です。
ただし、街中の検問や違反、事故をしたとき警察から免許証の提示を求められます。
この時、免許がないと無免許運転。
無免許運転の罰則はRp1,000,000(約8,000円)の罰金です。
日本と同じように、その場で違反切符が切られ、これを最寄りの銀行に持って行って、罰金を納めます。
もし、違反切符ではなく、その場でお金を払えと言われる場合があります。それはいわゆる賄賂です。
賄賂は日本人だとわかれば1万円程度の要求してくる場合がありますが、交渉次第で5000円程度になる場合が多いそうです。
賄賂を支払わなかった場合は正規の罰金を支払いすることになり、逮捕や拘束されることはまずありませんが、反抗的な態度は御法度です。
また、バイクはバリ島で旅行を100倍楽しむツールであると確信しています。しかし、事故に遭わないとは言い切れません。自身の身を守るためにヘルメットを着用して、交通ルールを守りながら安全にご利用なさってください。
そうすればきっと、新しいバリの魅力に気づく事ができると思います。
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