タイは素晴らしい国です。
ごはんは安くて美味しくて、人はあたたかくて、いい意味でのアジア独特のカオス感。
僕が海外にハマったのは間違いなく”タイ”のおかげ!
これまで何度も訪れて、そのたびに「やっぱり最高やな」と思ってきた。
でも、33カ国を旅したあと、気づいてしまった。
「タイ以上に、ワクワクできる意外と今穴場になってるスポット」が、このアジアにまだ残ってたんやって。
今後絶対リバイバルすると確信してる場所。
”アジアの新しい正解”

結論から言うと、『バリ島』です。
バリ島?定番やないか!って声が聞こえてきそうですが
皆さんバリ島のことは知っていますが、意外と行ったことのある人がは少なくないですか?
周りの人に聞くと、タイは行ったことあるけど、バリ島に行ったことがある人は意外と少ないんです。
現にデータで比較すると、
2024年 タイ日本人観光客数 約100万人
2024年 バリ島日本人観光客数 約25万人(推定)
とかなり開きがあるようです。
この数字を見る限りタイに比べるとそもそも都市の規模感は全然違いますので単純比較は難しいところですが、実はバリ島は今穴場感がある旅行先なんです。
実際に今回行った時も日本人はかなり少なくてその辺で会うことはありませんでしたし、
2022年に一度行き、今回2回目でしたがコロナから完全に復活をしていて、めちゃくちゃ活気に溢れていて最高だったので、再度紹介したくこの記事を書いています。
・実は世界的なホットスポットバリ島

2024年のトリップアドバイザのトラベラーズチョイスで人気の観光地で世界2位を獲得。
アジアでは1位を獲得するほどの人気スポットになっています。
特に欧米人からの人気が絶大なのですが、人気の理由をいくつか紹介していきます。
Eat, Pray, Love(食べて 祈って 恋をして)』

ジュリア・ロバーツ主演のバリ島が舞台の映画でスピリチュアルな場所として世界中に広がり、
”自己発見”や”心のリトリート”をする旅の定番目的地になっている。
脳のトリートメントと言われる”アーユルヴェーダ”の発祥地であり、”ヨガの聖地”としても有名であることから、日々の疲れを癒す女子旅に最適の場所となっています。
リモートワーカー・ノマドの聖地

特にオーストラリアや欧米諸国からのデジタルノマドが激増
サーフィンの聖地『チャングー』にはコワーキングスペースが充実
生活コストが欧米の1/3以下
さらに、仕事前にサーフィンやヨガを楽しむことができ、ワークライフバランスを大事してる欧米人にとってまさに楽園となっています。
海も山もあるリゾート


サーフィンの聖地『チャングー』
瞑想や棚田が美しい『ウブド』
をはじめ、1時間圏内の移動で海も山も堪能できる万能型リゾート。
バリ島は絶景の宝庫になっていて、島の至るところに息をのむような絶景を楽しむことができます。
しかも、気軽にレンタルバイクを利用することができる為、移動も簡単で気軽に行きたいところいけます。
神々の住む島

ヒンズー教が独自の進化をしたバリ・ヒンズー文化が根付き
御神体は自然、先祖、土地そのものであり、日常に祈りや供物が溶けこんでいる
神秘の島で、どこを切り取っても絵になる。
理由を書き出すとキリがないのでこの辺にしておきますが、以前の記事でも書いた通り
カップル、家族、ノマド、女子旅、一人旅とどんな旅行にも対応できるのがバリ島の最大の魅力だと思います。
・なぜ日本人にはイマイチ不人気?

欧米人からの絶大な人気があることが理解してもらえたと思いますが、ではなぜ今日本ではあまりピンときていないのでしょうか?
その人気について紹介していきます。
直行便が減少している

まず1つ目の理由は、
物理的なところで、日本発の直行便が以前に比べて減少しているからです。
以前はあったのですが、関西初の直行便は無くなっていて、成田からしか直行便がなく、
乗り継ぎに不安があると言う点も大きな要素だと思います。
実際に、海外旅行にあまり慣れていない人は乗り継ぎがかなり不安だとよく耳にします。
乗り継ぎ便も同じ航空会社を利用すると経由地でチェックインする必要がありませんので、トラブルになる可能性が大幅に減ります。
タイやベトナムの台頭

やはりバリ島が人気だった2000年初頭と比べて、タイやベトナムのリゾート整備が整い、
LCCの出現、フライト時間やアクセスの良さ、コスパ的にも不利な状況となり
結果的にタイやベトナムに負けているのが2つ目の理由だと思います。
とはいえ、現在のタイやベトナムの状況ですが、人気の観光地になり、経済発展と同時に物価が高騰し、安い東南アジアではない状況になっているのと、人気観光地は人で溢れかえっていて、10年以上前を知っている人からは魅力半減になっています。
情報発信力の弱さ

インスタグラムやTikTokなどのでの日本語の情報がまだまだ少なく、
古いイメージがまだ残っていて、例えばバリ腹という言葉があったように、衛生面や治安面などの心配から旅行初心者にはハードルが高いと感じられている。
また、日本ではハネムーンのイメージもあるようで、コスト的にも高いイメージがあるのですが、
前述したように、今は他のアジアリゾートの物価高騰が激しく、価格面ではバリ島と変わりない状況で、衛生面に関しても、バリ島のほうが観光地化するのが早く整っています。
他のアジアリゾートは近年の経済発展と共に急激に発展を遂げてきたこともあり、中心地は整備されているが、1本道を外せばまだまだ整備されていないところが沢山あります。
治安や衛生面に関しては、個人的にタイ・ベトナムよりも安全だと思います。物価もコロナ前から大きく変わっていないので、タイやベトナムが高くなった今、逆にバリ島の方が全体的な物価は安いです。
バリ島人気が戻ると思う理由

それでも、僕が2022年と2025年に行ってきて感じるのは、一周回って今の発信力のある若者世代にバリ島の情報がしっかりと届いていなくて、その魅力に気づいていないだけだと本気で思っています。
海・山があり、高級ホテルから、安いバックパッカー宿、とんでもなく内装にこだわったレストランやカフェで世界中の美味しい料理が格安で食べれて、独自の文化から唯一無二のカルチャー体験、温暖な気候にフレンドリーな人々、魅力的な点を挙げればキリがありません。
2度行っても飽きるところか、行くたびにさらに行きたいところが増えていくばかりで、
まさしく非日常を全身で浴びることができるバリ島の魅力にどんどん取り憑かれていっています。
書いてくうちに紹介したいところがありすぎて、うまくまとまらなくなってきたので、別の記事でジャンル別で個別で書いて行きたいと思います。
この記事でお伝えしたいところは、タイやベトナムも本当に素晴らしい観光地ですが、
33カ国回った中で、個人的に今1番アジアで熱い場所は『バリ島』だということが少しでも伝われば嬉しいです。
コメント